オープンソースの販売サイト構築ソフト EC-CUBE についてのメモ。

MySQLへの対応具合

非常に障害が多い。

個人的には、「MySQL 対応なんてやめちゃえ」って気もする。まぁ、MySQL のロゴマークはイルカなので、そこまで言うのはよそう:-x

しかし、非常に障害が多い。

単に、対応 DB を増やして、多くのユーザを取り込もうとしているとしか思えない。(実際そうなのだろう。)

だが、非常に障害が多い。EC-CUBE の品質の低さに繋がっている気がする。

安いホスティングサービスでも、PostgreSQL が使えれば話は早いのだが、現状では比較的グレードが高くないと搭載されないようだ。

衝撃の事実でも、PostgreSQL を採用しているし。

これで、PostgreSQL 対応に関しては、将来性がある程度保証された。

ビジネスでの利用

以下の条件に当てはまらないならば、MySQL の利用は諦め、PostgreSQL へ移行するのが、ビジネス的に有益だろう。

  • MySQL に深い信仰がある。離脱は難しい。
  • PostgreSQL は大嫌いだ。
  • (たとえ、MySQL のようなライセンス体系でも) GPL を愛して止まない。

「MySQL しか使えないようなチープなサーバでしか運用できない。」なんていうのは、理由にならない。そんなサーバは捨てるべきだ。ビジネスで使うならば。

技術的な興味での利用

MySQL へ対応させるというのは、非常に良いアプローチだと思います。頑張ってください。

2.4系の後続バージョンでは、ある程度の改善が望まれる模様。

パフォーマンスの問題

PostgreSQL に比べて1000倍以上の処理時間がかかる場合がある。参考→パフォーマンス

2.4系の後続バージョンでは、ある程度の改善が望まれる模様。

トランザクションの問題

シーケンス値を取得するのに、MySQL 向けのメソッド SC_Query::get_auto_increment() では、ALTER TABLE を発行している。これは、トランザクションのコミットを伴う。http://dev.mysql.com/doc/refman/5.1/ja/innodb-implicit-commit.html

2.4系の後続バージョンでは、ある程度の改善が望まれる模様。

mysql.txt · 最終更新: 2011/01/16 02:01 by seasoft
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